代表理事より

 2015年度より、顧問および理事の諸先生方からのご推挙、また多くの会員の先生方のご賛同を頂き、本研究会の代表理事を拝命致しました。
 本研究会は糖尿病臨床医でかつ熱心な臨床研究医の先生方が糖尿病データ管理ソフトウエアCoDiCをベースに2001年から糖尿病患者の臨床データを集積し、そのデータベースを基に多くの成果を発表し、糖尿病臨床の動向を示す重要な指標として高く評価されております。その意味でも、本研究会が今後も大きく発展していくことは、我が国の糖尿病臨床の“質の向上”に極めて重要な意義を持つと考えております。

 人を対象とする医学系研究に関する新しい倫理指針が昨年発表されました。これにより医師指導臨床研究の遂行がより難しい時代になってきております。このような時期に、本会の代表理事に就任することに重責を感じておりますが、理事の先生方に加え、これまで代表理事として本会を指導してこられた小林正先生、柏木厚典先生を始め多くの諸先輩の先生に顧問として、お力添え頂けるとのことですので、微力ですが本研究会の発展のため尽力させて頂きたく存じます。

 2型糖尿病治療には、未だ多くの問題が残されています。特に高齢者糖尿病や若年メタボ型糖尿病の増加、認知症やがんなどの新たな糖尿病合併症、糖尿病新薬の安全性や医療経済の問題など解決すべき課題が山積しております。
 今後、本会が糖尿病医療に貢献する素晴らしい研究会となるよう運営して参りたいと存じます。理事、顧問、会員の先生方のご協力の程、どうぞよろしくお願い致します。

 

滋賀医科大学
内科学講座 教授
前 川 聡

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